今回は「25年5月29日に実施されたバランス調整検証」です。
参考になれば幸いです。
個人的には今回のバランス調整は、凄い複雑な気持ちになりました…

※あくまでもS4~S6の中層でプレイしている私の視点です。
※計測に使っている端末やアプリの違いにより、他のサイトと内容が異なる場合があります。
※攻撃カードのモーション速度の計測にはヒットストップが発生しない貫通カードを使用しています。
※攻撃カードの硬直はカード発動後、足元に通常攻撃範囲を示すリングが表示されたら硬直が解けたとしています。

深川まとい

▼調性内容
体力を上方修正:1倍
アビリティの火属性攻撃力アップ効果を上方修正:1.34倍

本音を言えば移動速度の上方修正が欲しいです…
でもまぁ、嬉しい調整をもらえましたね。
ただ、まといの最大の問題はキャラ性能ではなく…

相性の良いカードが悉くコラボ限定な上、全部違うコラボである点なんですよね

左から
・犬とチェンソー:チェンソーマンコラボ
・狛枝凪斗:ダンガンロンパコラボ
・TAKE YOUR HEART:ペルソナ5コラボ
・梅喧:ギルティギアコラボ

見事にコラボ産ばかり

まぁ、このデッキはあくまでも参考例ですよ。
他にも相性が良いカードありますよ!

・ゼロから始まる異世界生活:リゼロコラボ
・ありふれた日常の幸せ:文豪ストレイドッグスコラボ
・集う者達:転生したらスライムだった件コラボ
・ダブルストリーム:ロックマンエグゼコラボ
・神の恩寵:幼女戦記コラボ
 etc…

8年以上運営されているのだから恒常でも何かあるだろと思い調べたらこれですよ…

編成の幅は結構広いのに、結局全部コラボな上に全部違うコラボから獲得できるカードばかりです。
強く使える様になるまでのハードルが高過ぎるんですよね…


※一応、恒常でも何枚か比較的相性が良いカードはあるのですが、どれもステータスやまといで使用した際の使い勝手の観点から無視できない問題点が多く、現在の環境ではコラボ産のカードと比べるとかなり分が悪いです。

ディズィー

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▼調性内容
防御力を下方修正:1.15倍
HSゲージ増加量を下方修正:めぐみんより少し少ないくらい

また下方修正を受けましたね…
前々から感じていますが、私はディズィーが味方にいて特に恩恵を感じたことも無ければ、敵チームにいたからキツイということも無いんですよ。
でもやっぱりゲーム全体では非常に活躍していた様で…


防御力が25年3月末のバランス調整前の状態に戻ってしまいました

ただ、それより問題なのはHSゲージ増加量ですよ。
マジでなかなか溜まりません。

マップによってはHS発動を諦めた方が良いレベルです。

安定してHSを発動したいのであれば、「革命の旗」といったHSゲージ吸収系のカードの採用が必須級です
ゲーム中最重HSになったと言っても過言ではないでしょう。


※数値上ではめぐみんのHSが一番重いのですが、めぐみんはHAを使えば敵陣のど真ん中でもHSゲージを増やせるので、なんだかんだで発動できる。

グスタフ

▼調性内容
HAの回復量を上方修正:1回辺り18%回復

嬉しい調整ではありますが…
ぶっちゃけ、アビリティのスリップダメージを軽減してあげた方が効果的では…?

コクリコ

▼調性内容
HSゲージ増加量を上方修正:アスナ、ベルと同じくらい
DAの範囲を上方修正:約2.3マス

恐らく過去一強い状態になったと思います。

コクリコは低体力であるため「上条の被害者」と言われてます(実際その通り)。
しかし、実際には上条さんが実装される前の時点で苦境でした(上条さんの実装後さらに悪化)。

というのも、高戦績を残した影響で23年10月末にHSゲージ増加量をガッツリと下方修正されてしまったことに加え、そのままインフレの波に飲まれてしまいました。

※昔は序盤に1回、中盤~終盤に1回という感じで、1試合で2回HSを使う立ち回りが強かった。

その後ゆるゆると上方修正が続き、ついに昔のHSゲージ増加量を返してもらえた感じです。
(1回だけ謎に体力を0.45倍に下方修正されたけど)

問題は上条さんだよなぁ…

ポロロッチョ

▼調性内容
HSゲージ増加量を上方修正:ゴンと同じくらい
防御力を下方修正:0.65倍

移動速度を下方修正:リムルと同じくらい

HSを発動させやすくする代わりに、前線に居座り辛くさせたという感じでしょうか?

防御力がガッツリ落とされましたね…
24年2月末頃の状態に戻されました。
多段ヒット系の攻撃でガッツリとダメージを受けるので気を付けましょう。


その代わりHSは発動しやすくなりましたよ!

はい、残念でした。
元々が重いので4%軽くなった程度ではほぼ変わりません

(無意味とは言いませんけど)

まぁ、強かったですしね。
下方修正されてしまうのは仕方ないです。
そう、強過ぎたヒーローはちゃんと下方修正されるべきなんです。

デルミン (問題児)

▼調性内容
攻撃力を上方修正:1.4倍
体力を上方修正:0.9倍
移動速度を上方修正:キリトと同じくらい
通常攻撃の射程を上方修正:約2.3マス
アビリティの通常攻撃4発目の威力を上方修正:4.7倍
近距離攻撃カードの発動モーションを上方修正:ヒット1秒/硬直2.4秒(ゴンと同じくらい)
HAの1回あたりの移動距離を延ばす調整:約3.5マス

今回の最大の問題児です。

うん、まぁ…分かりますよ?
帯電型はガチで強いですけど、単純な近カード型は少々厳しいですもんね。

(立ち回りもHA中心で初心者にはかなり扱い辛い面もあった)

帯電はダンまちコラボ限定ですし、ダンまちコラボはUR5種という魔境ガチャです。
帯電型はBMが厳しいS4以下のプレーヤーでは組むのが難しいですもんね。


アニメ放送もしていますしね?
初心者でも扱いやすくして、組みやすい近カード型を救済するのは大切です。

だから上方修正を入れることは正しい判断だと思います

でもさ、この調整はやり過ぎ…


④と⑤の通常攻撃関連と⑦のHAは入れるべきではなかったと考えています。
帯電の性能が調整されていない現状でこの調整はただでさえ強い帯電型をさらに強化してしまっています。

芥川龍之介 (注目株)

▼調性内容
防御力を上方修正:1.45倍
体力を上方修正:0.8倍
HSゲージ増加量を上方修正:アスナ、ベルと同じくらい

 ※今回の調整後のコクリコと同じくらいになった

こちらもコクリコと同様に恐らく過去一強い状態になったと思います。
良いですね~マジで良い。良い塩梅ですよこれは。

※環境を取れるかどうかは全くの別問題

これはあくまでも私の所感ですが、現環境においてこの性能で弱いと文句があるならそれは使い手が悪い

青春アリス

▼調性内容
HAのダメージ軽減率を上方修正:85%軽減

全体で見ると戦績は悪いから下方修正はできないけれど、なんだかんだ一部で強い」というタイプなので、結果的に長い間放置され続けていましたが…
今回のしれっと上方修正が入りましたね。
上条が環境を荒らしているので、他ヒーローからの被ダメージを抑えたいという事でしょうか?

キリト

▼調性内容
HAの各溜め段階の最終攻撃の威力を上方修正
 1段目:1.6倍
 2段目:1倍+2.7倍
 3段目:1.3倍+1.4倍+1.05倍+0.35倍×6ヒット+6倍

 ※緑字の部分が今回のバランス調整で強化された箇所

HAのタメ時間短縮(2段目から3段目のみ):約2.2秒

 ※最初から3段目まで:約3.6秒

現状でキリトに対して無難に調整を入れるとすれば、やっぱりHAくらいなもんですよね~
という訳でしっかりとHAに強化が入ったのは良かったですね。


1段目は現環境だと少々物足りないのは変わりませんね…
ただ2段目になると結構良いダメージが出せる様になります。

※敵を遠くへ吹っ飛ばしてしまいやすいのはケースバイケースなのでなんとも

そして3段目はなんと50%も強化され、当たればほぼキル確定と言っても良いレベルになりました。

※攻撃力1500あれば最後のヒットだけでも9000ダメージ出ます。

ただ、これはセイバーオルタにも言えますが…
溜め3段目をキル目的で使うなんて機会なんてほぼありません。

基本的には便利な移動手段なので、実戦においては溜め時間短縮の方が恩恵は大きいでしょう。

アスナ

▼調性内容
防御力を上方修正:1倍
DAの威力を上方修正:約0.82倍×3ヒット
DAの射程を上方修正:約2.7マス(?)

DA関連は正直これだけではほぼ誤差みたいなものなので置いておいて…
前々から少々不安があった耐久面に対して防御力に大きく上方修正が入りました。

防御力が1倍になったお陰でメカ反が採用圏内に入ったのは嬉しいですね。
ただメカ反を採用した場合、火力面に問題を抱えやすいです。

今回の調整は「強くなった」ではなく「使いやすくなった」という印象を受けました。

「手持ちのカードとメダル厳選状況に応じて編成を選べるようになって良かったね」
ということで…

アル (注目株)

▼調性内容
体力を上方修正:1.2倍
DAの毒ダメージ量を上方修正:約25%
アビリティの毒ダメージによる体力回復量を上方修正:毒による与ダメージの2.4倍
DAの射程を上方修正:約2.2マス
HSの「中心部以外の周囲」にヒットした時の毒ダメージ量を上方修正:約90%

良いですね!すごく良い!
細かいことは考えずにこの回復力を見よ!それで分かる!

アクセラレータ

▼調性内容
体力を下方修正:0.45倍

環境を荒らしている上条に対しては弱いですが、他のヒーローに対してはかなり強かったです(合わせができればな)
この調整は賛否両論ですが、個人的には妥当な下方修正であると考えています。


(それにしてもホンマ体力が上がったり下がったり忙しいヤツやな…)

ゴン (問題児)

▼調性内容
通常時のHAの威力を上方修正:最大10倍
アビリティの「ガードブレイク」成功時の威力強化の効果を上方修正:1.45倍
アビリティの「ガードブレイク」カードのCT短縮効果を上方修正:30%短縮

??????

今回しれっとエグイ上方修正を受けてます。
①の調整は当然溜め中の倍率も強化されており、即撃ちでも約1.25倍あります。
元々それなりに強かった即撃ちがさらに強くなりましたね。
※そしてこのHAはアーマー効果付き

うん、そもそもゴンに強化入れる必要ありました?

(下方修正するべきとまでは思いませんが)

チーちゃん

▼調性内容
HSゲージ増加量を上方修正:まとい、ジャスティスと同じくらい
防御力を下方修正:0.55倍
体力を下方修正:0.95倍

耐久面がゴッソリ逝きましたね…
流石にこの防御力は現在の環境では厳しい場面がかなり多いでしょう。
今まで以上に突撃するタイミングを気を付けないと、結構アッサリと死にます。

上条当麻 (問題児)

▼調性内容
HSゲージ増加量を上方修正:アダム、グスタフと同じくらい
DAの速度を上方修正:ヒット約0.7秒/硬直約1.9秒
防御力を下方修正:0.4倍
移動速度を下方修正
 徒歩:キリトと同じくらい(?)
 ダッシュ:パワーと同じくらい(?)

うん、まぁ、色々言いたいことはあるのですが、多過ぎるので手短に…
周カード速度を下げる調整だけでも大分マシになりますよね?


「ゴリ押しが強過ぎる」と分かっているのですから、せめて範囲攻撃で複数人に対して容易にゴリ押しできてしまう現状は変えるべきでは?

今回の調整の感想

各ヒーローの毎の差が凄いですね。
芥川やアルの様に両手放しで素晴らしいと言える調整があるかと思えば、デルミンを超強化、ゴンを謎強化、上条を現状維持といった具合に「どういう判断の元でこのレベルの調整をしたの?」と聞きたくなる様な調整もありました。

※ターニャはコラボ復刻という免罪符がある。

各ヒーローの担当者が違うのでしょうかね?
「進む方向が同じでも、進み方が違くて変な事故を起こしている」
そんなものを感じました。


それじゃまた次回
(幼女戦記コラボの評価をやるとか言ってやってなかった…)