祝アニメ化!
コンパスもついにそういう事に手を出せるくらい大きなコンテンツになったんですね・・・
感慨深いものです。
はい、そんな訳で今月もバランス調整の時期がやって来ました。
アニメ放送&コラボが目前に迫ったタイミングであるためでしょうか?
新規ユーザーを意識したと思われる調整も多くされており、既存ユーザー的には「やり過ぎ」と感じる様な調整をされていたヒーローもいました。
では、そんな今回のバランス調整の内容を見ていきましょう。
※あくまでもS4~S6の中層でプレイしている私の視点です。
※計測に使っている端末やアプリの違いにより、他のサイトと内容が異なる場合があります。
※攻撃カードのモーション速度の計測にはヒットストップが発生しない貫通カードを使用しています。
※攻撃カードの硬直はカード発動後、足元に通常攻撃範囲を示すリングが表示されたら硬直が解けたとしています。
ディズィー

▼調整内容
・攻撃力ステータス倍率を上方修正:1.3倍
・防御力ステータス倍率を上方修正:1.35倍
・体力ステータス倍率を上方修正:0.6倍
・移動速度を上方修正:ベル(徒歩)と同じくらい
・HAの1回辺りの体力回復量を上方修正:20%
・アビリティの拠点制圧速度を速める効果を上方修正
A/Eポータル:約10.5秒
B/Dポータル:約7.2秒
Cポータル:約3.7秒
※いずれもエリアが最大拡張されている状態で計測しています。
※ポータルキーに触れた瞬間から計測を開始しています。
普通であればこのレベルの調整を受ければ確実に強くなるのですが・・・
実際のところは大して変わっていないと感じました。
防御力が1.35倍あっても、体力が0.6倍では今の環境なら被弾=死であることにほぼ変わりありません。
そうなると「やられる前にやる」か「戦闘を避ける」のどちらかになりますが、攻撃力1.3倍では火力不足なので多くの場面で後者を選ぶことになります。
(低体力でも猫宮やアクセラレータの様に高火力を叩き込めたり、攻撃力1.3倍でも13の様に体力を確保できたなら話は別でした)
HSは今回は全く調整されていないため、「半ば敵にHS又は四課の使用を強要するだけ」という状況が変わっていません。
ここまで来ると、やっぱり以前と変わらず「試合終了間際にドアで裏取りを狙う」くらいしかないんですよね・・・
グスタフ

▼調整内容
・周囲攻撃カードの発動モーションを上方修正
ヒット1秒 硬直2.6秒
⇒レムに近いが、レムより硬直が若干短い
これ「発動モーション」ではなく「後隙」を上方修正していると思われます。
それはそれとして・・・
これはかなり嬉しい上方修正ですね。
以前から「あとワンテンポ早く動ければなんとかなった」という場面がかなりありました。
今回の調整のお陰で、分かりやすくワンテンポ早く動ける様になり、使い勝手が向上しています。
アダム

▼調整内容
・アビリティの水属性攻撃力アップ効果を上方修正:1.35倍
・通常攻撃速度を上方修正:約13%アップ(映像参照)
・HSの「凍結」の継続時間を上方修正:約7秒
・近距離攻撃カードの後隙を短縮する上方修正
ヒット1秒 硬直2.2秒
⇒甘色、コラプスと同じくらい
こちらが今回の調整後の通常攻撃です。

爆速ではありませんが、良い感じに速くなりましたね。
元々アダムの通常攻撃は「1発目は速めだけれど、2発目以降が微妙」という性能でした。
それが全体的に速くなり「トドメ」や「削る」といった攻撃をよりやりやすくなりました。
1つ1つの項目は特別大きな調整を受けてはいませんが、アダムが戦う上で重要な項目をしっかりと上方修正しており、総合的に見ればしっかりと強くなってます。
(HSはオマケ)
エミリア

▼調整内容
・攻撃力ステータス倍率を上方修正:1.4倍
・通常攻撃の連続攻撃補正を「攻撃力上方前から微増」になる様に調整:約0.54倍
・HSの威力倍率を「攻撃力上方前から微増」になる様に調整:約0.68倍
・近距離攻撃カードの発動モーションを上方修正
ヒット1.1秒 硬直2.2秒
⇒13に近いが、13より硬直が若干長い
・遠距離攻撃カードの発動モーションを上方修正
ヒット1.5秒 硬直3.2秒
⇒ルチアーノと同じくらい
「今回の魔改造枠。次の環境はエミリアが覇権を握る」と思っていたのですが・・・
ちゃんと検証してみたら「通常攻撃の連続攻撃補正」と「HSの威力倍率」がしっかりと調整されており、魔改造なんてことは無く、かなり順当な上方修正でした。
今回の調整でカード攻撃の火力が一気に上昇し、十分キルを狙える様になりましたね。
多くのプレーヤーが試行錯誤中というのもあると思いますが、既存の『おかあさん&アバカン』ではなく、カノーネ、ぶれどら、ウィズ等の純粋な攻撃カードが採用される様になり、カイほどではありませんが「デッキの型が読み辛い」という強味が出て来たと感じました。
それはそれとして、こちらもグスタフと同様「発動モーション」ではなく「後隙」を上方修正していると思われます。
輝龍院きらら

▼調整内容
・防御力ステータス倍率を上方修正:0.75倍
・体力ステータス倍率を上方修正:0.9倍
・HSゲージ増加量を上方修正:ルルカと同じくらい
・通常攻撃速度を上方修正:約12%アップ(映像参照)
こちらが今回の調整後の通常攻撃です。

単発型の通常攻撃をこの速度で叩き込むことができます。
巷で話題になっていた通りヤバイですね。
流石にちょっとやり過ぎでは・・・?
さらに今回の調整で耐久力とHSゲージ増加量も上方修正されてます。
少なくとも環境入りはするでしょうね・・・
めぐみん

▼調整内容
・HA中の「敵からの攻撃」によるプッシュ効果を受けにくくなる上方修正:映像参照
では今回は試しにうらにぶっ飛ばしてもらいましょう。
・周囲攻撃カード

・HA

・HS

・・・・・・は?
ピエール77世

▼調整内容
・HS中の攻撃力アップ効果を上方修正:4倍
・HS中の防御力アップ効果を上方修正:3倍
・地面をダッシュ移動中に「敵からの攻撃」によるプッシュ効果を受けにくくなる上方修正:映像参照
・DAのカメラを調整
・HS中の通常攻撃のカメラを調整
HSがついにここまで強化されました。
とは言え元々の攻撃力が低いので「舐めてかかると痛い目に合う」というレベルに収まっているという点には頭に入れておいた方が良いでしょう。
そして、ピエールもめぐみん同様にHA中(ダッシュ移動中)に「敵からの攻撃」によるプッシュ効果を受けにくくなりました。
では、うらにぶっ飛ばしてもらいましょう。
・周囲攻撃カード

・HA

・HS

「吹っ飛ばされる方向と逆方向にダッシュする」という下駄を履かせましたが、(常識的な範囲内で)かなり抑えられているのが分かります。
スプリンターでこれができるなら十分でしょう。
2B

▼調性内容
・防御力ステータス倍率を上方修正:1.1倍
・ポッド・プログラム「リペア」の1回あたりの体力量を上方修正:3%
たしかに昨今の2Bは環境の変化の影響で特別強くはなかったですが、上方修正をするほど弱くもなかったと思うのですが・・・?
シノン

▼調性内容
・防御力ステータス倍率を上方修正:0.85倍
・体力ステータス倍率を上方修正:0.9倍
・HSゲージ増加量を上方修正:まとい、ゲームバズーカガールと同じくらい
HSがかなり軽くなりましたね。というか実装初期の状態に戻って来ています。
これならマップと立ち回り次第ではありますが、1試合で2回発動を十分狙えます。
(あのHSを2回撃てるのが許さる環境になってしまったのか・・・)
ターニャ

▼調整内容
・体力ステータス倍率を上方修正:0.95倍
・HSゲージ増加量を上方修正:乃保と同じくらい
・通常攻撃の連続攻撃補正を上方修正:0.45倍
・HAの威力を上方修正:1.6倍
・近距離攻撃カードの発動モーションを上方修正
ヒット1秒 硬直2.3秒
⇒ルルカと同じくらい
・周囲攻撃カードの発動モーションを上方修正
ヒット1.1秒 硬直2.6秒
⇒コクリコと同じくらい
ついに来ました。待望の上方修正です。
内容も「移動速度以外は全部強化した」というレベルの多数の項目に上方修正を受けました。
個人的には体力ステータス倍率の上方修正がかなり大きいと感じました。
0.95倍になったことでアビリティを活かせる機会が一気に増え、高防御力を活かせる場面が非常に多くなりました。
私レベルのプレーヤーが使ってもかなり戦えたので、次シーズンの環境入り確定ですね。
と、普段なら言っているところなのですが・・・
それは「おかあさん」を採用しているヒーローが敵に居ない場合の話で、「おかあさん」を採用しているヒーローとの対面は大分キツかったです。
特にきららとの対面は基本的に勝てませんでした。
そして、そんなきららは今回のバランス調整の影響を受け、「試合に行けば1人はいる」というレベルで大量発生中・・・
今回のターニャの調整そのものは良調整だと思いますが、環境的は苦戦を強いられることになると予想しています。
チーちゃん

▼調整内容
・体力ステータス倍率を下方修正:1倍
・移動速度を下方修正
徒歩:キルアと同じくらい
ダッシュ:全ヒーロー中最速
私の予想に反してしっかり公式大会でも活躍してましたね。
という訳で早速下方修正を受けました。
体力と移動速度が下方修正され、耐久面が弱体化したという感じです。
今回の調整で少しだけ使い辛くなりましたが、まだまだ余裕で戦えますので心配無用。
今回の調整の感想
上方修正を受けた面々は「凄い上方修正を受けた」と言える内容が多いです。
特にエミリアときららが凄かったですね。
エミリアはカード攻撃で火力を出せる様になったため、キル力がかなり上昇しました。
きららは別格でヤバイですね。
きららには明確な対面不利と言える相手がいない中であの通常攻撃速度を獲得してしまったため、25年4月シーズンは相当環境を荒らすと予想しています。
さて、逆にディズィーはあのレベルの上方修正を受けても大して変わらなかったというのが残念でした。
私も色々なデッキを試しましたが、結局はドア型に落ち着くという結果に・・・
ディズィーの調整で解決しようとした場合、体力か火力のどちらかをもっと上げるか、いっそのことHSに「カードのバフ効果+ライフ持続回復効果を打ち消す(ガード貫通)を追加」くらいやらないと解決できない気がします。
ところで・・・
めぐみんとピエールを見て「うらの吹き飛ばし性能弱くね?」と誤認しそうになりました。
そんな認識を払拭するため、他のヒーローがうらの周囲攻撃カードを受けたらどうなるかを最後に見ておきましょう。
ではまた次回
・タンク以外のヒーローの場合

・タンクの場合
